2　この要綱において「おむつ券」とは、前条の目的に基づき市が発行する紙の応援券をいう。

2　応援券は、交付対象児の出生の日の属する月から満3歳の誕生日を迎える月の前月までの月分を交付する。

3　乳児おむつ用品等購入応援専用ポイントにあっては、前項に規定する期間において1か月ごとに交付するものとし、おむつ券にあっては、一会計年度分を交付するものとする。

4　第2項の規定にかかわらず、交付対象児が他の市区町村から本市に転入した場合にあっては、交付対象児が本市の住民基本台帳に記録された日の属する月から交付する。

5　第2項の規定にかかわらず、交付対象児が満3歳の誕生日を迎える日までに市内の保育園等に入園した場合にあっては、当該入園した月の前月までの月分を交付する。

2　交付対象者は、いなPAYが利用可能な店舗のうち乳児おむつ用品等購入応援専用ポイントの取扱いを承諾した店舗(以下「購入応援ポイント取扱店舗」という。)において、対象商品を購入する際に乳児おむつ用品等購入応援専用ポイントを利用することができる。

3　交付対象者は、おむつ券に記載された有効期限内に第8条第2項の規定により指定を受けた店舗(以下「取扱指定店」という。)において対象商品を購入する際におむつ券を利用することができる。

4　おむつ券は、対象商品の購入金額がおむつ券の額面の総額を下回る場合においては、取扱指定店から金銭を受け取ることはできない。

5　応援券は、交換、譲渡又は売買をすることができない。

2　市長は、おむつ券を受領した者が、受領したおむつ券を交換し、譲渡し、若しくは売買し、又は偽りその他不正な手段により使用したことが明らかとなった場合は、おむつ券の利用により支払を免れた額に相当する額の全部又は一部の返還を命ずることができる。

2　市長は、前項に規定する申請書を受理した場合は、その内容を審査し、適当と認めたときは、稲沢市乳児おむつ用品等購入応援券取扱指定店決定通知書(様式第2)により申請者に通知するものとする。

2　取扱指定店は、前項の規定にかかわらず、交付対象者が利用したおむつ券を1月ごとに集計し、当該月分を稲沢市乳児おむつ用品等購入応援券取扱請求書(様式第3)により翌月末日までに市長に請求するものとする。

3　市長は、前項の規定による請求があったときは、その内容を審査し、適当と認めるときは、請求があった日から30日以内に当該費用を支払うものとする。

2　前項の規定により取扱指定店の指定を取り消した場合において、当該取扱指定店が既に受領した応援券を有するときは、当該取扱指定店は、当該応援券に係る前条第1項に基づく費用の請求を行うことができるものとする。

3　市長は、取扱指定店が第1項第3号の規定に該当する場合において、必要があると認めるときは、当該取扱指定店が受領した応援券に対し市が支払った額の全部又は一部の返還を命ずることができる。

(施行期日等)

1　この要綱は、令和5年8月24日(以下「施行日」という。)から施行し、同年4月1日から適用する。

(令和5年度における特例)

2　この要綱の施行の際現に満3歳である者(令和5年5月1日から施行日までの間に、満3歳の誕生日を迎えた者に限る。)については、第2条の規定にかかわらず、令和5年4月から満3歳の誕生日を迎える月の前月までの月分の応援券を交付するものとする。

1　この要綱は、令和6年9月10日から施行する。

2　この要綱による改正後の稲沢市乳児おむつ用品等購入応援券交付事業実施要綱の規定は、この要綱の施行の日以後に交付する応援券について適用し、同日前に交付した応援券については、なお従前の例による。

3　この要綱の施行の際現に改正前の稲沢市乳児おむつ用品等購入応援券交付事業実施要綱の規定に基づいて作成されている用紙は、改正後の稲沢市乳児おむつ用品等購入応援券交付事業実施要綱の規定にかかわらず、当分の間、使用することができる。