○稲沢市風しんワクチン接種事業実施要綱
平成26年4月1日
施行
(目的)
第1条 この要綱は、妊娠を予定又は希望している女性に対し、風しんワクチンの予防接種料に要する費用の一部を助成する事業(以下「事業」という。)を実施することにより、風しんワクチンの予防接種を促進し、当該女性の風しんの罹患を予防し、もつて新生児の先天性風しん症候群の発生を防ぐことを目的とする。
(実施主体)
第2条 この事業の実施主体は、稲沢市とする。ただし、事業の全部又は一部を稲沢市医師会に委託することができる。
(助成対象者)
第3条 この事業による助成対象者は、市内に在住する女性で、次のいずれにも該当するものとする。ただし、経産婦、妊婦及び今までに風しんの罹患歴がある者又は風しんワクチンを含む予防接種を2回以上受けている者は除く。
(1) 妊娠を希望又は予定していること。
体外診断用医薬品 (測定キット名(製造販売元)) | 検査方法 | 抗体価(単位等) |
風疹ウイルスHI試薬「生研」 (デンカ生研株式会社) | 赤血球凝集抑制法 (HI法) | 16倍以下 (希釈倍率) |
R―HI「生研」 (デンカ生研株式会社) | 赤血球凝集抑制法 (HI法) | 16倍以下 (希釈倍率) |
ウイルス抗体EIA「生研」ルベラIgG (デンカ生研株式会社) | 酵素免疫法 (EIA法) | 8.0未満 (EIA価) |
エンザイグノスト B 風疹/IgG (シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社) | 酵素免疫法 (EIA法) | 30未満 (国際単位(IU)/ml) |
バイダス アッセイキット RUB IgG (シスメックス・ビオメリュー株式会社) | 蛍光酵素免疫法 (ELFA法) | 45未満 (国際単位(IU)/ml) |
ランピア ラテックス RUBELLA (極東製薬工業株式会社) | ラテックス免疫比濁法 (LTI法) | 30未満 (国際単位(IU)/ml) |
アクセス ルベラIgG (ベックマン・コールター株式会社) | 化学発光酵素免疫法 (CLEIA法) | 45未満 (国際単位(IU)/ml) |
i‐アッセイCL 風疹IgG (株式会社保健科学西日本) | 化学発光酵素免疫法 (CLEIA法) | 14未満 (抗体価) |
BioPlex MMRV IgG (バイオ・ラッド ラボラトリーズ株式会社) | 蛍光免疫測定法 (FIA法) | 3.0未満 (抗体価AI) 製造企業が独自に調整した抗体価単位 |
BioPlex ToRC IgG (バイオ・ラッド ラボラトリーズ株式会社) | 蛍光免疫測定法 (FIA法) | 30未満 (国際単位(IU)/ml) |
(助成金の額等)
第4条 ワクチンの種類、助成回数及び助成金の額は、別表のとおりとする。ただし、市長が特別な事情があると認めたときは、この限りでない。
(助成の申請等)
第5条 この事業の助成を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、風しんワクチン予防接種事業申請書(別記様式)を市長に提出しなければならない。
2 市長は、前項に規定する申請書を受理したときは、その内容を審査し、適当と認めたときは、申請者に接種予診票を交付するものとする。
(費用負担等)
第6条 前条の接種予診票の交付を受けた申請者は、稲沢市と予防接種業務委託契約を締結した市内の医療機関(以下「受託医療機関」という。)で接種予診票を提出し、風しんワクチンの予防接種を受けるものとする。
(費用請求)
第7条 受託医療機関は、この事業の対象となる風しんワクチンの予防接種を受けた者の助成額の合計を、市長に請求するものとする。
(補則)
第8条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。
付 則
この要綱は、平成26年4月1日から施行する。
付 則
この要綱は、平成26年6月1日から施行する。
付 則
この要綱は、平成27年3月27日から施行する。
付 則
この要綱は、平成28年3月29日から施行する。
付 則
この要綱は、平成29年3月29日から施行する。
付 則
この要綱は、平成30年4月1日から施行する。
付 則
この要綱は、平成31年3月31日から施行する。ただし、第3条第2号の改正規定は、平成31年4月1日から施行する。
付 則
この要綱は、令和元年7月1日から施行する。
付 則
この要綱は、令和2年9月10日から施行する。
別表(第4条、第6条関係)
ワクチンの種類 | 助成回数 | 助成額 |
麻しん風しん混合ワクチン(MR) | 1回 | 5,000円 |
風しんワクチン | 1回 | 3,000円 |