○稲沢市議会議員及び稲沢市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例
平成21年6月30日
条例第23号
(趣旨)
第1条 この条例は、公職選挙法(昭和25年法律第100号。以下「法」という。)第142条第11項の規定に基づき、稲沢市議会議員及び稲沢市長の選挙における同条第1項第6号のビラ(以下「選挙運動用ビラ」という。)の作成の公営に関し必要な事項を定めるものとする。
(選挙運動用ビラの作成の公営)
第2条 稲沢市議会議員及び稲沢市長の選挙における候補者(以下「候補者」という。)は、第5条に定める額の範囲内で、選挙運動用ビラを無料で作成することができる。ただし、当該候補者に係る供託物が法第93条第1項(同条第2項において準用する場合を含む。)の規定により稲沢市に帰属することとならない場合に限る。
(選挙運動用ビラの作成の契約締結の届出)
第3条 前条の規定の適用を受けようとする者は、ビラの作成を業とする者との間において選挙運動用ビラの作成に関し有償契約を締結し、稲沢市選挙管理委員会(以下「委員会」という。)が定めるところにより、その旨を委員会に届け出なければならない。
(公費の支払)
第4条 稲沢市は、候補者(前条の規定による届出をした者に限る。以下同じ。)が同条の契約に基づき当該契約の相手方であるビラの作成を業とする者に支払うべき金額のうち、当該契約に基づき作成された選挙運動用ビラの1枚当たりの作成単価(当該作成単価が7円73銭を超える場合には、7円73銭)に当該選挙運動用ビラの作成枚数(当該候補者を通じて、法第142条第1項第6号に定める枚数の範囲内のものであることにつき、委員会が定めるところにより、当該候補者からの申請に基づき、委員会が確認したものに限る。)を乗じて得た金額(1円未満の端数がある場合には、これを切り捨てるものとする。)を、第2条ただし書に規定する要件に該当する場合に限り、当該ビラの作成を業とする者からの請求に基づき、当該ビラの作成を業とする者に対し支払う。
(公費負担の限度額)
第5条 第2条の規定による公費負担の限度額は、候補者1人について、7円73銭に選挙運動用ビラの作成枚数(当該作成枚数が法第142条第1項第6号に定める枚数を超える場合には、同号に定める枚数)を乗じて得た額(1円未満の端数がある場合には、これを切り捨てるものとする。)とする。
(委任)
第6条 この条例に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は、委員会が定める。
付則
1 この条例は、公布の日から施行する。
2 この条例の規定は、この条例の施行の日以後その期日を告示される稲沢市長の選挙から適用する。
付則(平成28年条例第58号)
1 この条例は、公布の日から施行する。
2 この条例による改正後の稲沢市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の規定は、この条例の施行の日以後その期日を告示される稲沢市長の選挙について適用し、同日の前日までにその期日を告示された稲沢市長の選挙については、なお従前の例による。
付則(平成30年条例第49号)
1 この条例は、平成31年3月1日から施行する。
2 この条例による改正後の稲沢市議会議員及び稲沢市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の規定は、この条例の施行の日以後その期日を告示される稲沢市議会議員及び稲沢市長の選挙について適用し、同日の前日までにその期日を告示された稲沢市議会議員及び稲沢市長の選挙については、なお従前の例による。
付則(令和4年条例第30号)
1 この条例は、公布の日から施行する。
2 この条例による改正後の稲沢市議会議員及び稲沢市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の規定は、この条例の施行の日以後その期日を告示される選挙について適用し、同日の前日までにその期日を告示された選挙については、なお従前の例による。